アメリカでは「フィットネス版の十種競技」が流行ってるらしい。
筋トレ、持久力、体操などを組み合わせた「フィットネス競技」が、海外で新しいスポーツビジネスとして広がっています。アメリカ発のXenomは、より本格的なアスリート向けの大会を開催し、HYROX創業者からの投資と提携によって国際展開を目指しています。
これ、日本でもイケる?ビジネス概要
Business overview
Xenomは、2日間で10種目に挑戦するフィットネス競技イベントです。種目には、筋力、持久力、体操、代謝系トレーニングなどが含まれ、参加者の総合的な運動能力を競います。2026年6月にアメリカのダラスで初開催され、同年8月にはイギリスのロンドンでも大会を実施しました。一般的なフィットネス愛好家やジム利用者を主な対象とするHYROXに対し、Xenomはクロスフィット経験者など、より高い競技性を求めるアスリートを狙っています。いわば、フィットネス種目をまとめた「十種競技」や「アイアンマン」のような立ち位置を目指す事業です。
- 筋力、持久力、体操、代謝系トレーニングを組み合わせた10種目の総合競技
- 2日間にわたって行われる本格的なイベント形式
- 大会ごとにルールと種目を標準化し、都市や国をまたいで記録や競技体験を比較できる仕組み
- 大会運営、マーケティング、イベント活性化、教育分野でHYROXと提携
海外での主なターゲット
クロスフィット経験者、筋力・持久力・体操などを本格的に鍛えているアスリート、競技性の高いフィットネスに挑戦したいジム利用者
トレーニングそのものが競技になる
XenomやHYROXは、特定の競技種目だけでなく、日常的な筋トレや持久力トレーニングの成果を大会で試せる場をつくっています。参加者は大会に向けて年間を通じて練習しやすく、単発のイベントではなく継続的なコミュニティになりやすい点が注目されています。
既存のフィットネス層を細かく取り込んでいる
HYROXが幅広いジム利用者を対象にする一方、Xenomはクロスフィットなどを行う、より競技志向の強い層に焦点を当てています。フィットネス競技の市場を一つにまとめるのではなく、参加者のレベルや好みに合わせて分けている点が特徴です。
大会を世界展開するための資金と経験を得た
HYROX創業者のクリスチャン・トーツケ氏とモリッツ・フュルステ氏がXenomに投資し、取締役にも就任します。Xenomは投資家からの資金に加えて、HYROXが持つ国際イベント運営の経験を活用し、2027年には初の本格的な国際シーズンを目指しています。
日本で流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
日本との相性は4です。筋トレやランニング、クロスフィットに取り組む人が、自分の成長を試せる大会を求めるニーズは考えられます。また、既存のジムや商業施設を会場にした小規模大会から始められる可能性もあります。一方で、Xenomのように10種目を2日間で運営するには、競技設備、審判、安全管理、スタッフ、会場確保が必要です。日本でそのまま大規模展開するより、まずは1日開催の地域大会や、特定のジムと連携した競技会として検証する方が現実的です。なお、日本での参加者数や市場規模については元記事に記載がなく、要追加調査です。
- 日本で狙う顧客
- クロスフィット、ファンクショナルトレーニング、筋力トレーニング、ランニングに取り組む20〜40代を中心とした運動習慣のある人。競技経験はないものの、一般的なマラソン大会よりも多様な能力を試したい層も想定されます。
- 候補となる都市・エリア
- 東京。フィットネスジムや競技施設、イベント会場の選択肢が比較的多く、参加者やスポンサーを集めやすいと考えられます。初回から大規模な国際大会を目指すのではなく、都内のジム数店舗と連携した予選形式や、週末の体験大会から始めるのが現実的です。
日本で事業化した場合の収益シミュレーション
Simulation
- 初期投資
- ¥3,500,000
- 想定月商
- ¥1,440,000
- 月間営業利益
- ¥366,000
- 年間利益
- ¥4,392,000
- 投資回収期間
- 約0.8年(9.6か月)
想定条件
- 想定顧客単価
- ¥18,000 / 人
- 1日あたり顧客数
- 80人 / 日
月次の収支試算
月間売上
¥1,440,000
月間家賃
-¥250,000
月間人件費
-¥350,000
月間原価
-¥144,000
月間営業利益
¥366,000
事業性の指標
- 年間利益
- ¥4,392,000
- 損益分岐点売上
- ¥1,000,000
- 投資回収期間
- 約0.8年(9.6か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
出典・参考情報
SOURCES & REFERENCES


