ソウルでは「古着を仕分けるだけの会社」が流行ってるらしい。
売るのではなく、選ぶ。世界中のセレクトショップの“目”を代行する倉庫が、静かに儲かっている。
これ、日本でもイケる?どんなビジネス?
What is it?
店舗を持たず、接客もしない。やっているのは、山のような古着を三段階に仕分けることだけ。
- 業態
- 古着のグレーディング/卸
- 顧客
- 国内外のセレクトショップ
- 取引単位
- 50着からの箱買い
- 在庫回転
- 月2.5回
バイヤーが現地に行かなくても、仕分けの精度が信頼されているので写真だけで買われていく。目利きそのものが商品になっている。
返品率が低いことが最大の営業資料。品質のブレを減らすほど、単価が上がる構造になっている。
なんで流行ってる?
Why now?
仕入れは重労働
小さな店ほど、選ぶ時間がない。その工程だけを買いたい人がいる。
在庫を持ちすぎない
箱単位で右から左。抱えないから資金が詰まらない。
接客コストがゼロ
相手はプロなので、説明も返品対応もほぼいらない。
で、日本でも流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★☆☆
古着の供給量は十分。問題は、仕分け人材をどう育てるか。
- 日本との相性
- 古着需要が厚く、国内の在庫供給も潤沢
- 想定ターゲット
- 地方の個人セレクトショップ、EC専業の出品者
- 向いていそうな都市
- 大阪・南部/岐阜/千葉北西部(倉庫が安い地域)
- 日本での課題
- 目利きの属人化。人が辞めると品質が落ちる
日本でやるなら?
Japan edition
日本向けには「定期便」を主軸に。毎月同じ傾向の箱が届く安心感で、解約率を下げる。
- 想定エリア
- 千葉・八千代(郊外倉庫)
- 倉庫面積
- 120坪
- ターゲット
- 個人経営の古着店・EC出品者
- 取引単価
- 1箱 45,000円
- 想定取引
- 月 60箱+定期便20件
- 運営体制
- 社員2名+パート4名
ざっくり事業計画
Rough plan
日本でやったら、ざっくりこんな感じ。
- 初期投資
- 850万円
- 想定月商
- 310万円
- 営業利益
- 52万円/月
- 投資回収
- 約1.4年
開業するのに、いくらかかる?
物件取得費
郊外倉庫・保証金・礼金
80万円
内装工事
仕分けライン・照明・事務スペース
200万円
設備
撮影ブース・梱包機・ラック・空調
350万円
備品
梱包資材・什器・作業着
70万円
開業費
仕入れ先開拓・業者向けサイト
50万円
運転資金
初期仕入れ・人件費3か月分
100万円
初期投資合計
営業利益から見た投資回収期間は約1.4年(17か月)
850万円
試算の中身
売上
箱販売270万+定期便40万
310万円
家賃
郊外倉庫120坪
-38万円
人件費
社員2+パート4
-110万円
原価
買取・輸送
-78万円
広告費
業者向けSNS・展示会
-12万円
その他経費
梱包資材・システム
-20万円
営業利益
52万円
事業性の指標
- 損益分岐点
- 月商 約258万円
- 年間想定利益
- 約624万円
- 投資回収期間
- 約1.4年(17か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
結局、アリ?
So, worth it?
派手さはないけど、目利きを仕組みにできた会社だけが残る。最初の一年は、社長が全部仕分けることになると思う。


