NYでは「サウナで友達を作る」が流行ってるらしい。
汗をかきに行くというより、話しに行く。ニューヨークで増えている会員制サウナクラブは、ジムでもバーでもない「家と職場のあいだの居場所」として、月額課金で人を集めている。
これ、日本でもイケる?どんなビジネス?
What is it?
サウナ、水風呂、そして異様に長いテーブル。設備はそれだけ。売っているのは「初対面で話しかけてもいい空気」だ。
- 業態
- 会員制サウナ+ラウンジ
- 料金
- 月額 $120 前後
- 客層
- 25〜40代・徒歩圏の住人
- 滞在
- 平均 90分
予約は不要で、行けば誰かがいる。スタッフが席を案内するとき、必ず知らない人の隣に座らせるのがルールになっている。会話が始まる確率を、オペレーションで上げているわけだ。
利用者の多くはリモートワーカーや、引っ越してきたばかりの人。「友達を作りに行く」と言っても浮かない場所が街から消えたことが、そのまま需要になっている。
なんで流行ってる?
Why now?
酒がいらない社交場
飲まない世代が増えて、バー以外の“夜の行き先”が足りていない。サウナは素面のまま長居できる。
月額だから通う
都度課金だと来なくなる。定額にした瞬間、「元を取りに行く」が習慣に変わる。
内装より常連に投資
豪華な設備ではなく、話しかけ役のスタッフを置く。居心地は人で作れる、という割り切り。
で、日本でも流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
銭湯とサウナの下地があるぶん、説明がいらないのが強い。
- 日本との相性
- サウナ文化が定着済み。「整う」の共通言語がある
- 想定ターゲット
- 30〜40代のビジネスパーソン、近隣のリモートワーカー
- 向いていそうな都市
- 大阪・梅田/東京・蔵前/福岡・大名
- 日本での課題
- 「知らない人と話す」への抵抗。交流は強制せず、席で誘導する設計が必要
日本でやるなら?
Japan edition
そのまま輸入せず、平日の昼は「サウナ付きコワーキング」として売る二毛作にするのが日本向けのアレンジ。
- 想定エリア
- 大阪・梅田
- 店舗面積
- 20坪
- ターゲット
- 30〜40代のビジネスパーソン
- 客単価
- 4,000円
- 会員設計
- 月額12,000円 × 150名
- 運営体制
- 常時2名(受付は無人化)
ざっくり事業計画
Rough plan
日本でやったら、ざっくりこんな感じ。
- 初期投資
- 1,200万円
- 想定月商
- 380万円
- 営業利益
- 75万円/月
- 投資回収
- 約1.3年
開業するのに、いくらかかる?
物件取得費
保証金・権利金・仲介手数料
100万円
内装工事
サウナ室・水風呂・ラウンジ造作
350万円
設備
薪サウナストーブ・空調・換気設備
450万円
備品
タオル・ロウリュ用具・什器
80万円
開業費
許認可・看板・開業プロモーション
70万円
運転資金
開業後3か月分の運営資金
150万円
初期投資合計
営業利益から見た投資回収期間は約1.3年(16か月)
1,200万円
試算の中身
売上
会員180万+ドロップイン150万+物販50万
380万円
家賃
20坪・梅田近郊
-60万円
人件費
社員1+アルバイト3
-95万円
原価
ドリンク・物販・アメニティ
-55万円
広告費
SNS運用+紹介キャンペーン
-25万円
その他経費
水道光熱・薪・保守・システム
-70万円
営業利益
75万円
事業性の指標
- 損益分岐点
- 月商 約305万円
- 年間想定利益
- 約900万円
- 投資回収期間
- 約1.3年(16か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
結局、アリ?
So, worth it?
そのまま日本に持ってくるより、サウナ×コワーキングのようにアレンジすると面白いかも。昼は仕事、夜は社交。同じ20坪を2回売れる。


