コペンハーゲンでは「1坪のコーヒー窓」が流行ってるらしい。
客席ゼロ、メニューは3つだけ。それでも行列ができる。面積を捨てた店が、いちばん粗利を残している。
これ、日本でもイケる?どんなビジネス?
What is it?
道路に面した窓がひとつ。中には人ひとりとエスプレッソマシン。それで一日400杯出る。
- 業態
- テイクアウト専門の窓口カフェ
- 面積
- 約1坪
- メニュー
- 3種類のみ
- 回転
- 1杯あたり50秒
注文から受け取りまで1分かからない。座らせない代わりに、待たせない。通勤動線の途中にあるので、客は「寄り道」をしている感覚すらない。
メニューを絞ったことで在庫も少なく、廃棄がほぼゼロ。小さい店ほど利益率が高い、という逆転が起きている。
なんで流行ってる?
Why now?
家賃が桁で違う
1坪なら一等地でも借りられる。立地の質を面積で買わない。
ひとりで回る
人件費が固定1名。売上が伸びても増えないのが強い。
行列が看板になる
狭いから列ができる。列ができるから目立つ。広告費の代わり。
で、日本でも流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
駅前の狭小物件が余っている日本とは、相性がかなり良い。
- 日本との相性
- 立ち飲み・立ち食い文化があり、座らない業態への抵抗が小さい
- 想定ターゲット
- 通勤中の20〜40代、周辺オフィスワーカー
- 向いていそうな都市
- 東京・神田/名古屋・伏見/大阪・本町
- 日本での課題
- 路上での滞留と近隣調整。冬場の客足の落ち込み
日本でやるなら?
Japan edition
日本向けには「朝の定期券」を用意。月額3,000円で毎朝1杯、通勤の習慣に組み込む。
- 想定エリア
- 東京・神田
- 店舗面積
- 1.5坪
- ターゲット
- 周辺オフィスの通勤客
- 客単価
- 550円
- 想定客数
- 1日 230杯
- 運営体制
- 常時1名
ざっくり事業計画
Rough plan
日本でやったら、ざっくりこんな感じ。
- 初期投資
- 480万円
- 想定月商
- 330万円
- 営業利益
- 68万円/月
- 投資回収
- 約0.6年
開業するのに、いくらかかる?
物件取得費
駅前1.5坪・保証金・礼金
50万円
内装工事
カウンター・外壁・看板
120万円
設備
エスプレッソマシン・グラインダー・冷蔵庫
180万円
備品
カップ・トレイ・ユニフォーム
30万円
開業費
許認可・SNS立ち上げ
20万円
運転資金
開業後3か月分の仕入れ・人件費
80万円
初期投資合計
営業利益から見た投資回収期間は約0.6年(7か月)
480万円
試算の中身
売上
230杯 × 550円 × 26日
330万円
家賃
1.5坪・駅前一等地
-28万円
人件費
常時1名+ピーク補助
-120万円
原価
原価率25%
-83万円
広告費
SNSのみ
-6万円
その他経費
光熱・消耗品・保守
-25万円
営業利益
68万円
事業性の指標
- 損益分岐点
- 月商 約262万円
- 年間想定利益
- 約816万円
- 投資回収期間
- 約0.6年(7か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
結局、アリ?
So, worth it?
小さく始めて、当たったら同じ図面で増やすのが正解。1店舗で大きくしようとした瞬間に、たぶんつまらなくなる。


