インド医療機器・遠隔医療出典あり

インドでは「スマホで心電図を送り、遠隔で診てもらう医療」が広がっているらしい。

インドのSunfox Technologiesは、スマートフォンと小型機器で心電図を記録し、離れた場所にいる医師へ送れるサービスを展開しています。専門医が少ない地域でも心臓の異常を見つけやすくする仕組みとして注目され、同社はシリーズAで700万ドルを調達しました。

インドでは「スマホで心電図を送り、遠隔で診てもらう医療」が広がっているらしい。これ、日本でもイケる?

ビジネス概要

Business overview

Spandanは、専用の携帯型心電図機器とスマートフォンを組み合わせた心臓診断プラットフォームです。利用者や看護師、医療従事者が心電図を記録し、そのデータを医師や循環器の専門家へ送って遠隔で確認してもらいます。Spandan Oneというデジタルサービスでは、遠隔での心電図レビュー、患者情報の連携、複数拠点をまたぐ遠隔心電図ネットワークの管理などを行うとされています。従来は専門医のいる病院まで行く必要があった検査を、診療所や地域の保健拠点、訪問先などでも実施しやすくする点が特徴です。ただし、AIによる異常検知の詳細な性能や、医師の診断を置き換えられるサービスなのかについては、元記事だけでは不明です。

携帯型の心電図機器で記録し、スマートフォン経由で医師へデータを送れる
看護師や地域の保健ワーカーが測定し、離れた場所の医師が確認する運用に対応
遠隔レビューや症例管理をまとめて扱うSpandan Oneを提供

海外での主なターゲット

病院、診療所、遠隔医療ネットワーク、自治体や公的保健プログラム、訪問医療事業者、専門医へのアクセスが限られる地域の医療従事者など。最終的には、心臓疾患の検査を受ける患者や家庭でのモニタリング利用者も対象になります。

POINT 01

専門医が少ない地域でも検査の入口を作れる

インドでは、都市部の大病院と地方の医療拠点で専門医へのアクセスに差があります。携帯型機器と遠隔レビューを組み合わせることで、まず地域で心電図を取り、必要な患者だけを専門医や大病院につなぐ運用が可能になります。

POINT 02

大規模な医療ネットワークへ展開しやすい

同社は約6万台のSpandan機器をインド国内に配備し、2万以上の村に届いていると説明しています。また、Spandan Oneでは年間約500万人のスクリーニングを支援しているとしています。これらは同社発表の数字ですが、単体の機器販売ではなく、複数の医療拠点をつなぐ事業として拡大している点が投資家の注目を集めたと考えられます。

POINT 03

医療機器とデジタルサービスを組み合わせている

機器を売るだけでなく、データ送信、医師による確認、症例の管理までをサービス化しています。医療機関にとっては、機器の導入だけでなく、検査後の運用もまとめて整えやすい点が魅力になり得ます。

日本で流行る?

In Japan?

日本でも流行りそう度

★★★☆☆

日本でも、訪問診療、在宅医療、離島や中山間地域の医療、健診後の精密検査への振り分けなどに応用できる可能性があります。一方で、日本には医療機器の承認・認証、心電図データの取り扱い、医師による診断責任、医療機関ごとの電子カルテや業務フローとの連携といった壁があります。日本ではすでに心電図機器や遠隔医療サービスが存在するため、単に携帯型機器を持ち込むだけでは差別化が難しく、特定の地域課題に絞った実証から始める必要があります。

日本で狙う顧客
在宅医療を行う医療法人、訪問看護ステーション、地方の診療所、離島や中山間地域の自治体、健診事業者、介護施設、救急搬送前の情報共有を必要とする医療機関など。個人向けに展開する場合は、自己判断を促すのではなく、医療機関と連携した見守り・検査支援サービスにするのが現実的です。
候補となる都市・エリア
長野県や北海道の中山間地域・へき地。都市部から離れた医療拠点と専門医のいる病院をつなぐ実証を行いやすく、自治体、地域医療機関、訪問看護事業者を巻き込んだ導入効果を検証しやすいと考えられます。

日本で事業化した場合の収益シミュレーション

Simulation

初期投資
¥18,000,000
想定月商
¥1,500,000
月間営業利益
¥200,000
年間利益
¥2,400,000
投資回収期間
約7.5年(90か月)

想定条件

想定顧客単価
¥150,000 / 人
1日あたり顧客数
0人 / 日

月次の収支試算

月間売上

¥1,500,000

月間家賃

-¥100,000

月間人件費

-¥650,000

月間原価

-¥300,000

月間営業利益

¥200,000

事業性の指標

年間利益
¥2,400,000
損益分岐点売上
¥1,250,000
投資回収期間
約7.5年(90か月)

※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。

出典・参考情報

SOURCES & REFERENCES

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