海外では「トレッドミルで世界大会」が流行ってるらしい。
ジムのトレッドミルで走った記録を、世界中のランナーと競える――そんな新しい屋内スポーツが始まろうとしています。テクノジムとワールドアスレティックスが開発した「RUN X」は、競技大会とジム集客を組み合わせた仕組みです。
これ、日本でもイケる?ビジネス概要
Business overview
RUN Xは、フィットネスクラブなどに設置されたコネクテッド・トレッドミルを使い、5,000メートルのタイムを競う世界規模のランニング大会です。公式サイトには参加施設を探せる「Club Finder」が用意され、ランナーは近くの参加施設を見つけ、そこで公式予選に参加できます。走行データはテクノジムのデジタル環境と連携し、ライブの世界ランキングやクラブ別ランキングで確認できます。屋外のマラソン大会とは異なり、天候やコース条件に左右されにくく、ジムに通う人が日常のトレーニングから競技参加へ進みやすい点が特徴です。記事によると、開始前の時点で世界約300施設が参加登録しています。
- 参加施設を検索できるオンラインのClub Finder
- コネクテッド・トレッドミルを使った5,000メートルの世界ランキング
- 公式予選、地域別決勝、世界大会をつなぐ段階的な競技設計
海外での主なターゲット
ランニング初心者から経験者、競技志向のランナー、筋力トレーニングと持久力トレーニングを組み合わせるハイブリッドアスリート、ランニングコミュニティ、フィットネスクラブ運営者
屋内で参加できる競技として分かりやすい
5,000メートルは長距離競技の中では比較的取り組みやすく、初心者から経験者まで同じルールで参加しやすい設定です。天候や季節に左右されず、ジムを会場にできる点も参加のハードルを下げています。
記録を共有できるため、個人競技でも盛り上がる
トレッドミル上の走行データをランキング化し、個人だけでなくクラブ単位でも競えるため、普段のトレーニングにゲーム性を加えられます。単に走るだけでなく、他の参加者との比較や再挑戦が生まれやすい仕組みです。
ジムにとって集客イベントになる
RUN Xは大会運営だけでなく、参加施設の認知向上や新規会員の獲得も狙っています。近隣のランニングクラブを施設に呼び込んだり、公式予選を体験利用のきっかけにしたりできるため、フィットネスクラブ側にも導入意義があります。
日本で流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
日本でもランニング人口やスポーツジムが多く、記録測定やイベント参加への関心も見込めるため、相性は比較的良いと考えられます。特に、屋外の大会に参加するほどではないが、ジムで走る習慣がある人を競技やコミュニティに誘導できる点は有望です。一方、元記事ではRUN Xの利用料金、施設側の費用、参加者数、導入に必要な機器条件が明らかになっていません。高性能なトレッドミルやデータ連携が必須であれば、一般的な中小ジムには導入負担が大きくなる可能性があります。そのため、仕組みの再現性はあるものの、まずは小規模な地域大会から始める工夫が必要です。
- 日本で狙う顧客
- 都市部のフィットネスクラブ会員、ランニング初心者、マラソン大会に向けて練習する人、企業の健康増進担当者、地域のランニングクラブ、スポーツジムや24時間ジムの運営者
- 候補となる都市・エリア
- 東京。大規模なフィットネスクラブやランニングコミュニティが多く、複数施設を横断したランキングや企業対抗戦を試しやすいと考えられます。最初から全国展開するより、東京23区内など地域を限定し、参加施設を集める方が運営しやすいでしょう。
日本で事業化した場合の収益シミュレーション
Simulation
- 初期投資
- ¥5,000,000
- 想定月商
- ¥1,675,000
- 月間営業利益
- ¥195,000
- 年間利益
- ¥2,340,000
- 投資回収期間
- 約2.1年(25.6か月)
想定条件
- 想定顧客単価
- ¥35,000 / 人
- 1日あたり顧客数
- 25人 / 日
月次の収支試算
月間売上
¥1,675,000
月間家賃
-¥80,000
月間人件費
-¥750,000
月間原価
-¥250,000
月間営業利益
¥195,000
事業性の指標
- 年間利益
- ¥2,340,000
- 損益分岐点売上
- ¥1,445,789
- 投資回収期間
- 約2.1年(25.6か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
出典・参考情報
SOURCES & REFERENCES


