アメリカでは学生向け「通い放題バレエ系フィットネス」が注目されているらしい。
アメリカのフィットネススタジオが、学生向けの月額制・通い放題プランを始めました。高価格になりやすい少人数制レッスンを、若い世代にも利用してもらうための料金設計です。
これ、日本でもイケる?ビジネス概要
Business overview
Pure Barreは、バレエの動きを取り入れたバーエクササイズを中心に、筋力トレーニングやインターバルトレーニング、ストレッチなどを提供するスタジオです。今回始めたStudent Unlimited Membershipでは、在学中の学生が対象スタジオで月に何度でもレッスンを受けられます。月額料金はスタジオによって99〜249ドルで、申し込み時には有効な学生証の提示が必要です。月ごとに自動更新されるため、利用者は毎回レッスン料を払うのではなく、定額で継続的に通えます。一般的なレッスンは約50分で、講師が参加者を覚え、個別に声をかける点も特徴です。
- 学生証を提示した在学生向けの月額・通い放題プラン
- バレエ系の低負荷運動を軸に、筋力、持久力、ストレッチまで複数のレッスン形式を提供
- 単なる運動施設ではなく、講師や他の利用者とつながる第三の居場所として機能
海外での主なターゲット
大学生、大学院生などの在学中の若年層。特に、忙しい学生生活の中で運動習慣や気分転換の場を求めている人
高価格になりやすいスタジオレッスンを学生にも開放
ブティック型フィットネスは、一般的な大規模ジムより料金が高くなりやすく、学生には利用しづらい場合があります。学生専用価格と通い放題を組み合わせることで、若年層の取り込みを狙っています。
忙しい学生でも続けやすい定額制
授業や実習、アルバイトなどで生活が変わりやすい学生にとって、都度払いよりも月額制のほうが利用計画を立てやすくなります。通う回数が増えるほど、利用者が料金に納得しやすい設計です。
運動とコミュニティを一体化
Pure Barreは、講師が利用者を知り、個人的に声をかけるグループレッスンを打ち出しています。運動不足の解消だけでなく、学校とは別の人間関係や気分転換の場を求めるニーズにも応えようとしています。
日本で流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
日本でも、大学生向けの学割と月額制を組み合わせたスタジオ運営は十分検討できます。ヨガ、ピラティス、ダンス、ストレッチなど、すでに若年層にも受け入れられやすい運動ジャンルがあり、駅や大学周辺の小規模スタジオでも始めやすい仕組みです。一方で、月額通い放題は利用が集中すると予約が取りにくくなり、空いている時間帯には売上を生みにくいという難しさがあります。また、アメリカの料金をそのまま日本に持ち込めるとは限らず、地域ごとの学生の支払い意欲や競合価格の調査が必要です。そのため、可能性は高いものの、料金と予約管理の設計が成否を分けると考えられます。
- 日本で狙う顧客
- 大学生、大学院生、専門学校生。特に都心の大学周辺に住み、運動、美容、ストレス解消、友人づくりをまとめて求める若年女性を中心に、在宅勤務やデスクワークで運動不足を感じる若手社会人にも広げられます。
- 候補となる都市・エリア
- 東京の渋谷、自由が丘、吉祥寺、早稲田・高田馬場周辺など。大学生や若手社会人が多く、駅から徒歩圏内の小型スタジオに需要を集めやすいエリアです。まずは大学が集まる地域で学生会員の利用状況を検証するのが現実的です。
日本で事業化した場合の収益シミュレーション
Simulation
- 初期投資
- ¥8,500,000
- 想定月商
- ¥1,380,000
- 月間営業利益
- ¥261,000
- 年間利益
- ¥3,132,000
- 投資回収期間
- 約2.7年(32.6か月)
想定条件
- 想定顧客単価
- ¥11,500 / 人
- 1日あたり顧客数
- 20人 / 日
月次の収支試算
月間売上
¥1,380,000
月間家賃
-¥300,000
月間人件費
-¥520,000
月間原価
-¥69,000
月間営業利益
¥261,000
事業性の指標
- 年間利益
- ¥3,132,000
- 損益分岐点売上
- ¥1,105,263
- 投資回収期間
- 約2.7年(32.6か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
出典・参考情報
SOURCES & REFERENCES


