アメリカでは「50分のチーム型サーキットジム」が広がっているらしい。
カナダ発のブティック型フィットネスブランド、Kommunity Fitnessが、アメリカで初のフランチャイズ契約を結びました。短時間で筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせ、コーチと仲間と一緒に取り組むジムの仕組みは、日本の小規模店舗にも応用できそうです。
これ、日本でもイケる?ビジネス概要
Business overview
Kommunity Fitnessは、50分間のサーキット形式のトレーニングを提供する会員制フィットネススタジオです。筋力トレーニング、心肺機能を高める運動、HIIT、競技者向けのコンディショニングなどを組み合わせ、コーチが進行します。店内にはデジタル画面や音楽、運動を支援するテクノロジーを取り入れ、利用者は一人で黙々と鍛えるのではなく、グループの一員として運動します。カナダのバンクーバーで2店舗を運営しており、今回のアメリカ展開では、フランチャイズ加盟者が店舗を開業し、本部が物件探し、スタジオ開発、研修、テクノロジー、運営、営業、マーケティングなどを支援します。
- 50分の短時間で筋力・有酸素運動・運動能力向上を組み合わせる
- コーチ主導で進むため、トレーニング方法が分からない人でも参加しやすい
- 音楽、デジタル画面、チーム形式のプログラムで継続しやすい体験をつくる
海外での主なターゲット
効率よく運動したい会社員、筋力や持久力を高めたい人、一般的な大規模ジムでは続かなかった人、コーチや仲間と一緒にトレーニングしたい人
短時間で複数の運動をこなせる
筋力トレーニングだけでなく、有酸素運動やHIITなども一度に取り入れられるため、忙しい人にとって通う目的をつくりやすい仕組みです。元記事では、Kommunity Fitnessが50分のプログラムを提供していると説明されています。
大規模ジムとは違う体験を提供できる
マシンを自由に使うだけのジムではなく、コーチによる指導、音楽、デジタル画面、チーム形式の運動を組み合わせています。設備の多さではなく、参加しやすさやコミュニティ感を価値にしている点が特徴です。
フランチャイズで地域ごとに拡大できる
Kommunity Fitnessは、アメリカで単独店舗を運営する起業家と、複数店舗を展開できる事業者の両方を対象にしています。元Club Pilatesの責任者をアメリカ展開のトップに迎え、ブランドを保ちながら全国展開を目指している点も注目材料です。
日本で流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
日本でも、短時間・少人数・コーチ主導のフィットネスは十分に事業化の可能性があります。大規模ジムとの差別化がしやすく、駅近の小型物件や既存スタジオを活用できる可能性もあります。一方で、日本にはパーソナルトレーニング、暗闇フィットネス、ヨガ、ピラティス、24時間ジムなどの競合がすでに多く、単にサーキット形式を導入するだけでは選ばれにくいでしょう。海外ブランドをそのまま持ち込むより、日本人の運動習慣や価格感覚に合わせた設計が必要です。
- 日本で狙う顧客
- 運動不足を解消したい30〜50代の会社員、短時間で効率よく運動したい人、通常のジムでは継続できなかった人、健康維持や体力づくりを目的とする初心者、仲間と楽しく運動したい人
- 候補となる都市・エリア
- 東京都心の駅周辺。通勤前後に通える立地との相性がよく、フィットネスやウェルネスに支出する層も見つけやすいと考えられます。初期展開では、都心の大型店舗よりも、住宅地に近い小型スタジオで地域コミュニティをつくる方法も検討できます。
日本で事業化した場合の収益シミュレーション
Simulation
- 初期投資
- ¥9,700,000
- 想定月商
- ¥1,625,000
- 月間営業利益
- ¥165,000
- 年間利益
- ¥1,980,000
- 投資回収期間
- 約4.9年(58.8か月)
想定条件
- 想定顧客単価
- ¥2,500 / 人
- 1日あたり顧客数
- 25人 / 日
月次の収支試算
月間売上
¥1,625,000
月間家賃
-¥350,000
月間人件費
-¥700,000
月間原価
-¥130,000
月間営業利益
¥165,000
事業性の指標
- 年間利益
- ¥1,980,000
- 損益分岐点売上
- ¥1,445,652
- 投資回収期間
- 約4.9年(58.8か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
出典・参考情報
SOURCES & REFERENCES


