アメリカでは「ジムと資格スクールが一体でトレーナーを育てる仕組み」が広がっているらしい。
アメリカの大手ジムチェーン、Gold’s Gymが、パーソナルトレーナー資格の教育機関NASMと提携しました。資格取得だけでなく、採用後の研修やキャリアアップまでをジム運営に組み込む仕組みです。
これ、日本でもイケる?ビジネス概要
Business overview
Gold’s Gymは、NASMのパーソナルトレーナー資格を、直営店舗における公式の認定資格として採用します。さらに、NASMの教育・業務支援プラットフォーム「ClubConnect PRO」を導入し、トレーナー向けの学習、顧客との関係づくり、スタッフ育成や管理を一元化します。特徴は、資格を取って終わりにしない点です。NASMの専門資格や上級資格を、Gold’s Gym内のトレーナーのランクアップ制度にも組み込み、初心者から上級者まで成長できる道筋を設けます。従来のジムでは店舗ごとに研修内容やトレーナーの力量がばらつくことがありますが、この仕組みでは教育基準をそろえやすくなります。
- ジムチェーンが特定の資格を公式認定として採用
- オンライン教育、研修、顧客対応ツールを一つのプラットフォームに集約
- 資格や専門分野をトレーナーの昇格・キャリア制度と連動
海外での主なターゲット
パーソナルトレーナーを採用・育成したいジム運営会社、資格取得を目指すトレーナー、専門性の高い指導を受けたいジム会員
トレーナーの品質を店舗間でそろえやすい
大規模なジムチェーンでは、店舗や担当者によって指導品質が変わることが課題になります。共通資格と共通の研修基盤を導入することで、一定のサービス基準を作りやすくなります。
採用後の育成まで仕組み化できる
資格を持つ人を採用するだけでなく、入社後の学習や顧客対応、専門分野の習得までを継続的に管理できます。NASMは別の大手ジム運営会社とも、資格保有者への面接機会を提供する取り組みを進めています。
トレーナーに長く働く理由をつくれる
初級資格の取得後に、ボディメイクやボディビルなどの専門資格へ進める制度があれば、トレーナーが社内でキャリアを積みやすくなります。Gold’s Gymでは、同ブランドの強みと関係が深いフィジーク・ボディビル指導の専門資格を上級資格として取り入れます。
日本で流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★★☆
日本でも十分に応用できる仕組みです。ジム運営会社と資格スクール、専門教育会社が組み、採用・研修・資格取得・昇格を一体化すれば、トレーナー不足や店舗ごとの品質差を減らせる可能性があります。一方で、元記事で紹介されているのはGold’s GymとNASMの企業間提携であり、アメリカ全体でこの仕組みが広く定着していることまでは確認できません。また、日本ではパーソナルトレーナー資格の種類が多く、特定資格を公式採用する際の納得感づくりが必要です。そのため、相性は高いものの、資格の選定と運用設計が成否を分けると考えられます。
- 日本で狙う顧客
- 全国展開するスポーツジム、24時間ジム、女性向けフィットネス、パーソナルジム、トレーナー養成スクール、独立を目指す若手トレーナー
- 候補となる都市・エリア
- 東京。大手ジムやパーソナルジム、トレーナー養成スクールが集まり、複数店舗で研修制度を試しやすいため。まずは都心の数店舗で導入し、成果を確認してから他地域へ広げる形が現実的です。
日本で事業化した場合の収益シミュレーション
Simulation
- 初期投資
- ¥8,500,000
- 想定月商
- ¥1,560,000
- 月間営業利益
- ¥184,000
- 年間利益
- ¥2,208,000
- 投資回収期間
- 約3.9年(46.2か月)
想定条件
- 想定顧客単価
- ¥15,000 / 人
- 1日あたり顧客数
- 4人 / 日
月次の収支試算
月間売上
¥1,560,000
月間家賃
-¥300,000
月間人件費
-¥650,000
月間原価
-¥156,000
月間営業利益
¥184,000
事業性の指標
- 年間利益
- ¥2,208,000
- 損益分岐点売上
- ¥1,355,556
- 投資回収期間
- 約3.9年(46.2か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
出典・参考情報
SOURCES & REFERENCES


