アメリカでは「航空会社同士の提携で海外路線を増やす」が進んでいるらしい。
アメリカのアラスカ航空が、日本航空との提携を追い風に国際線ネットワークを大きく広げようとしています。自社だけで海外路線を開拓するのではなく、相手航空会社の路線網や販売力を組み合わせる事業モデルです。
これ、日本でもイケる?ビジネス概要
Business overview
アラスカ航空を傘下に持つアラスカ・エア・グループは、国際線を現在の約3倍に増やし、2030年までに国際線の就航先を15都市に広げる方針を示しています。特にアジアを重視し、日本航空との提携を拡大の柱として位置づけています。航空会社同士が協力することで、自社がすべての都市へ直接飛ばなくても、乗り継ぎを含む広い移動ネットワークを顧客に提供できます。利用者にとっては行き先の選択肢が増え、航空会社側にとっては自社路線だけでは取り込めなかった旅行需要や法人需要にアクセスしやすくなります。
- 日本航空との提携を活用し、自社単独では構築しにくいアジア方面のネットワークを広げる
- 国際線の就航先を2030年までに15都市へ拡大する計画
- 自社便と提携先の便を組み合わせ、乗り継ぎや販売面で顧客接点を増やす
海外での主なターゲット
アメリカとアジアを行き来する旅行者、海外出張の多いビジネスパーソン、乗り継ぎを含めて広い目的地を選びたい利用者、航空会社の会員プログラムを利用するリピーター
自社だけで路線網を広げる負担を抑えられる
海外路線の開設には機材、乗員、空港枠、販売網など多くの投資が必要です。すでに路線網や現地販売力を持つ航空会社と提携すれば、すべてを自前で用意せずに国際展開を進められます。
アジアへの移動需要を取り込める
アラスカ航空はアジアを国際展開の重点地域としています。日本航空との提携によって、アメリカ側の顧客にアジアへの移動手段を提示しやすくなり、反対にアジア側からアメリカ国内への移動需要も取り込める可能性があります。
航空会社の競争軸が単独路線からネットワークへ広がっている
航空会社は、どこへ自社便を飛ばすかだけでなく、提携先を含めてどれだけ多くの目的地へ便利に移動できるかが重要になります。提携は、利用者の選択肢と航空会社の販売機会を同時に増やす手段です。
日本で流行る?
In Japan?
日本でも流行りそう度
★★★☆☆
日本でも航空会社、地域交通事業者、旅行会社、地方空港が連携し、海外航空会社の路線と国内移動を組み合わせる仕組みは応用できそうです。ただし、航空機や空港運用を必要とするため、個人や小規模事業者が航空会社そのものを始めるのは現実的ではありません。日本で再現するなら、航空会社になるのではなく、複数の航空会社・鉄道・バス・宿泊施設を組み合わせた旅行商品や送客サービスとして始めるのが現実的です。
- 日本で狙う顧客
- 地方空港を利用して海外旅行をしたい人、訪日外国人、地方への出張者、地域に拠点を持つ企業、乗り継ぎの手間を減らしたい旅行者
- 候補となる都市・エリア
- 福岡。アジアとの距離が比較的近く、国際旅行と国内各地への移動を組み合わせた商品を考えやすいエリアです。実際の空港枠、就航状況、提携可能な事業者については追加調査が必要です。
日本で事業化した場合の収益シミュレーション
Simulation
- 初期投資
- ¥5,550,000
- 想定月商
- ¥1,500,000
- 月間営業利益
- ¥250,000
- 年間利益
- ¥3,000,000
- 投資回収期間
- 約1.9年(22.2か月)
想定条件
- 想定顧客単価
- ¥15,000 / 人
- 1日あたり顧客数
- 4人 / 日
月次の収支試算
月間売上
¥1,500,000
月間家賃
-¥80,000
月間人件費
-¥600,000
月間原価
-¥300,000
月間営業利益
¥250,000
事業性の指標
- 年間利益
- ¥3,000,000
- 損益分岐点売上
- ¥1,187,500
- 投資回収期間
- 約1.9年(22.2か月)
※掲載している収益・費用等の数値は、公開情報や一定の仮定をもとにした参考シミュレーションです。実際の事業成果を保証するものではありません。
出典・参考情報
SOURCES & REFERENCES


